karasuchart’s blog

これからの時代自分で稼ぐ力が必要になる

おすすめの証券口座紹介


今回は、トレードするにあたって必ず必要となる証券口座について説明します。

 

まとめでは、私がおすすめする初心者の方が絶対に開設すべき口座も紹介しているのでぜひ、最後までご覧ください。

証券口座を開設するにあたり、注目すべき3つのポイント

目次

  1.  スプレッドの大きさ                          
  2. 最小取引単位
  3. 国内口座と海外口座の違い

 1.スプレッドというのは、通貨の売値と買値の差の事で、FXは株などとは違い買い付け手数料や売却手数料がない代わりにこのスプレッドというものが実質取引コストになっています。スプレッドは、FX業者により異なり、また通貨ペアや時間帯によっても大きく変化します。時間帯の変化は、日本の取引時間で取引開始の毎朝7時前後、各国のGDPや失業率の発表の指標時がスプレッドが変化する目安の時間帯です。次に実際の表示を基にスプレッドを解説していきます。下の画像はある日のUSD/JPYの価格を表したものです。

f:id:karasuchart:20200907152342p:plain

USD/JPYのスプレッド参考例

 この時点での売りの価格は106円27.6銭、買いの価格は106円29.3銭で売りの価格と買いの価格に1.7ほど差があるのがわかるでしょうか?これがスプレッドです。仮に売りでエントリーした場合、この差額分だけエントリー方向に不利な位置で約定されてしまいます。106円27.6銭+1.7銭=106円29.3銭(買いの値段)です。つまし約定時から含み損(未だ確定されていない損)の状態から始まってしまうわけです。そのため、取引するにあたりこのスプレッドの大きさがとても重要になります。出来るだけスプレッドの小さい証券口座を選ぶことで取引にかかるコストを最小化できるのです。

 

2.FXで取引するにあたってスプレッドと同様に重要となるのが取引最小単位です。

これは何かというと、lot(ロット)の大きさです。FX業者によっても1単位の大きさはさまざまです。最も小さいのが1000通貨、次に1万通貨、最も大きいのが10万通貨です。ロットが大きいほど大きく儲けることが出来ますが、反対に大きな損を出す可能性があるため初心者の頃は1000通貨から始められる証券口座から始めることが無難です。

一般的に国内口座は1lot=1万通貨、海外口座は1lot=10万通貨になっています。(後述)これだけだと、通貨の大小が分かりにくいので先ほどのスプレッドと絡めて、それぞれの通貨の大きさでスプレッド分の損失がどれほどになるか説明します。

 

スプレッドが1.7の場合

1000通貨=17円

1万通貨=170円

10万通貨=1700円

 

10万通貨では、エントリー時から1700円の損失が出ている状態になるので、ロットの大小とスプレッドは小さければ小さいだけ良いという理由が分かっていただけたと思います。ロットは、細かい調整が出来る証券会社がほとんどなので、基本ロットが1ロット=1000通貨の場合、2ロット入れれば2000通貨になりますし、基本ロットが1ロット=10万通貨の場合、0.1ロットで1万通貨、0.01ロットで1000通貨にすることもできます。

自分の証券会社の基本ロットを調べてみてください。

 

 

3.最後は、国内証券会社と海外証券会社の違いです。

国内と海外の証券口座の違いは、大きく分けて4つあります。

  • 国内口座は、損失を持ち越すことが出来る
  • 海外口座のゼロカットシステム
  • スプレッドの大きさ
  • レバレッジ

上記の4つです。

1つずつ説明していきますね。

まず、国内口座はFX取引の損失を確定申告をすることで3年間持ち越すことが出来るので税金面での優遇があります。詳しい内容は、別の機会に書きますが今は、国内口座だけ損失を持ち越せることだけ抑えておけば大丈夫です。

 

2つ目に、海外口座のゼロカットシステムについてです。

FX取引では、買い持ち・売り持ちしているすべてのポジションについてリアルタイムで時価評価計算をしています。これを「値洗い」といいます。
この値洗いの時に、お客様からお預かりしている純資産額が、お客様が買い持ち・売り持ちされているすべての証拠金に対して、FX会社が定める比率=証拠金維持率以下となった場合には、自動的に全ての未決済ポジションを、反対売買により自動的に強制決済(ロスカット)することになっています。外為ジャパンより引用

 口座に入金している以上の損失が出ないようにするため上記のようなロスカットルールが存在します。ただ、為替相場の急激な値動きによりこのロスカットがうまく適用されず証拠金以上の損失を出してしまうことがあります。直近の相場では、2015年のスイスフランショックやコロナショックによる暴落が挙げられます。口座以上の損失については、追証(おいしょう)つまり損失分だけ新たに口座に入金しなければならないのです。

その損失を払わないで済むのがゼロカットシステムです。

いつ暴落が起きるか分からない以上、追証が発生することは避けたいですよね。

それを実現しているのが海外口座です。想定以上の損失が出て追証になったとしても追証がなかったことにしてくれるわけです。(もちろん口座内の証拠金は損失としてなくなります。)ちなみに国内の証券口座では、ゼロカットの適応はないです。海外口座をおすすめする理由はこれが大きいです。特に初心者の方には、まだ相場に慣れていないこともありゼロカットがある海外口座の方が安心感があるのではないでしょうか。

 

3つ目は、スプレッドの大きさです。

一概には言えませんが、一般的に国内口座はスプレッドが小さい傾向、海外口座は大きい傾向にあります。スプレッドの大きさが重要なことはすでに述べているので大丈夫だと思います。国内の場合USD/JPYで最も小さくて0.1なのでほとんど0コストで取引が出来ます。スキャルピングのような短期売買においては、スプレッドは、損益の大きな要因となるため国内口座でやることが良いと思います。

 

4つ目はレバレッジです。

レバレッジは、少ない証拠金でも大きな取引が可能なシステムです。

国内口座では、法律上最大25倍に制限されますが、海外口座では、100倍や200倍、それ以上も可能なので、一気に稼ぐことも可能です。ただ、その分損失も膨らむことになるので注意が必要です。

 

簡単にではありますが、国内口座と海外口座の違いを説明しました。

では、以上の内容を考慮して私が選ぶ開設すべき証券を紹介します。

まず、複数口座開設するのが良いと思います。なぜなら用途ごとに口座を分けたり、口座によってローソク足のでき方が異なるためです。また、自分に合った口座を探すためにも様々な証券口座を開くことをお勧めします。

国内口座

 

 スプレッドが国内で最小級であり、また取引を行うごとにポイントがたまり1ポイント1円として現金化することが可能!

スマホアプリの画面が見やすく指値や逆指値の注文が容易にでき、パソコンを見ることが出来ないときにとても役立ちます。ただ最低取引単位が1万通貨からなので、いきなり大金を入れるのではなく5万円から10万円くらいの入金で1lotからトレードするのが良いと思います。ちなみに私がFXを始めた時に、最初に開設した口座です。思い入れはありますが、それを抜きにしても使いやすい口座なので自信をもってお勧めします

またCFDの口座も開設することでいざCFDも始めたいと思った時にすぐ始められるので、ついでに開設することをお勧めします。気になる方は、下のリンクからDMMのリンクに飛べるのでチェックしてみてください。

 

 

 

 

       

こちらも開設すべき国内口座の1つです。特にスマホアプリがとても使いやすくインジケーターやラインも使いやすいのでスマホだけでのトレードも可能です。国内で最も開設されている証券口座なので安全性の面でもおススメできる口座です。

またGMO証券では、GMOコインで近年話題の仮想通貨の取引が出来るので、気になる方は、こちらも開設するといいかと思います。有名なBitコインやリップルイーサリアムの他にマイナーな商品の取引もできるので開設してみてはいかがでしょうか?

 

  • FXTF

f:id:karasuchart:20201016141436p:plain



最後に紹介する国内口座はFXTFです。1000通貨からの取引が可能であり、取引のプラットフォームがMT4であるためMT4をダウンロードするために開くのもありだと思います。また過去のチャートデータであるヒストリカルデータのダウンロードが無料で可能なため過去検証するのに大変役立ちます。私自身、パソコンのタスクバーにFXTFのMT4とこの後紹介するXMのMT4の2つを入れて別々の分析をしているので、MT4をダウンロードできる口座は開設しておくべきです。プラットフォームがMT4の証券会社は、他にもいくつかありますが、1000通貨から取引可能な点やヒストリカルデータが利用可能な点で皆さんにお勧めしたいです。

 

海外口座

  • XM

f:id:karasuchart:20201016141642p:plain



海外口座で最も有名といっても差し支えないのがXMです。海外口座は身構えてしまう人もいるかもしれませんが、XMは日本語表示があり、日本人スタッフがいるため日本語でのサポートがあり安心です。また、国内口座に比べ約定力が高く全注文の99.35%は1秒以内の約定され、リクオートや約定拒否もありません。そのため売り買いがスムーズです。さらには、ゼロカットシステムがあるので初心者の方に特におすすめできます。プラットフォームがMT4であるため分析したチャートを見ながら取引できるのも嬉しいですね。XMでは、XMTradingのリアル口座を初めて開設する際に¥3000の取引ボーナスを獲得できるボーナスキャンペーンも行っているので開設しない手はないです。

 

以上で、私がおすすめする口座は以上となります、自分に合った講座が見つかる手助けになったら幸いです。

 

次回は、取引のおける注文方法についてブログにしようと思います。