ロウソク足の使い方
皆さん、こんにちわ
今回は、ローソク足について解説しようと思います。
ローソク足の見方から売買の判断に用いるチャートパターンを一通り説明しようと思います。
まずは、下の画像を見てください。以前のブログにはUSD/JPYチャートの画像を貼りましたが、今回は、AUD/USDのチャートを持ってきました。どの通貨ペアでもロウソク足に違いはないので、どの通貨ペアでもいいのですが…
それはさておき、画像上に赤いバーと青いバーが見えると思います。これがロウソク足です。
見えにくいと思うので上の画像を拡大したのがさらに下の画像です。
この一つ一つがロウソク足です。
赤い方が上昇を示す陽線のロウソク足
青い方が下降を示す陰線のロウソク足と呼びます。
上下に出ている線はヒゲといい、それ以外の色付きで塗りつぶしで表されるボックスの部分は実体と呼ばれます。
次にそれぞれの役割について解説します。以下のイメージ図を見てください。ヒゲの高値、安値の見方は変わりありませんが陽線、陰線では始値と終値の場所が異なります。それはなぜかというとさらに下の画像を見てください。
黒い縦線の次の陰線からオレンジの横線で始値を取り、緑の横線で終値を取ってみました。これを見てわかるように、終値と始値の位置が同じであることが分かります。ロウソク足は、始値→高値or安値→終値の順で値をつけていきます。陽線か陰線の違いは、始値から高い位置で終値をつけると陽線になり、始値よりも低い位置で終値をつけると陰線になります。ロウソク足の終値は、文字通り1本のロウソク足の終わりのレートを示しているわけです。そして次の足は必ず始値をつけてから足を確定させるので、つまり次の足は陽線、陰線どちらだとしても同じレートで始まるのです。みなさんも自身で、ロウソク足の始値と終値を追いかけてみればよくわかると思います。
次に、ロウソク足の形を紹介したいと思います。
ロウソク足の形で買いまたは売りの強さを判断したりするのでどのような足が出ているかを知ることはとても重要です。
基本的に、
大陽線(陽線の実体部分が大きい足)→強い上昇を示唆
大陰線(陰線の実体部分が大きい足)→強い下降を示唆
小陽線(陽線の実体部分が小さい足)→上昇力の弱い陽線あるいは迷っている状態
小陰線(陰線の実体部分が小さい足)→下降力の弱い陰線あるいは迷っている状態
十字架→上昇からの下降への流れ又は下降から上昇への流れの転換を示唆
ただし、上ヒゲが長いものは下降への転換示唆 下ヒゲが長いものは上昇への転換示唆します
それぞれ名前がついてますが、これは特に覚えなくても大丈夫です。
それよりもそれぞれが何を示唆するのかは最低限覚えてください。
次にロウソク足を複数用いたロウソクパターンです。
様々なパターンが存在しますが、自分でチャートの中で探して使えるものを選別するのが良いと思います。ちなみに私は、つつみ足や明けの明星が出ることを売買の判断材料の一つにしています。いずれ実際の画面でどういうときにエントリーするのかなどを書きたいと思ってますが、まだまだ書きたいことがあるので少し先になるかもしれません。今回は、覚えることがあるので大変かもしれませんが実際売買するときに、一つの根拠となるので覚えて損はないと思います。
次回は、チャートパターンについて書きたいと思います。
このブログが皆さんの役に立ったら幸いです。