karasuchart’s blog

これからの時代自分で稼ぐ力が必要になる

水平ラインとエントリーポイント

皆さん、こんにちわ

今回は、水平ラインについて書きたいと思います。他の方の動画やブログ等を見ても多くの方が使われている分析方法ですね。相場参加者の大多数が意識しているということであり、それだけ使えるということが証明されています。では、具体的にどうやって取り入れていくのかを解説します。

 

 

  

  • 水平線は、線ではなく面で引け

水平線を引く時に皆さんは、どう引いているでしょうか?通常MT4内の水平線を使うと思いますが私がエントリーポイントを見るときは、図形の長方形を使用しています。

(水平線を使用してロウソク足の挙動を見る時もあります。)

f:id:karasuchart:20201012142335p:plain

 

例えば、赤丸の部分を起点として水平線を引いた場合2回目の水平線タッチでの反発を確認後ダブルボトム形成としてみて買いで入るというシナリオを立てたとします。
しかし、実際は矢印部分を底として上がってしまっていますね。そこで使えるのが水平線を束として使い、反発の可能性のある場所を面あるいはゾーンとして捉えるやり方です。

まず、赤い丸の部分が実体とヒゲ先でそれぞれ反応し、ロールリバーサルしていることを確認します。次に、起点となったロールリバーサルの実体とヒゲ(赤い丸部分のこと)それぞれに対して幅を広げていきます。こうして面となった水平線に対してロウソク足がタッチしてきた時の反応を見てエントリーするかどうかを判断します。今回は、矢印の部分できれいに反発しましたね。

f:id:karasuchart:20201027151034p:plain

 

さて、ここで水平線を引く時に意識してもらいたいポイントについて話します。

  • 水平線を引く上で大切なポイント

すでそのことについて言及していますが、これはずばりロールリバーサルを意識して引くことです。サポートがレジスタンスにまたはレジスタンスがサポートに転じることで相場参加者には、押し目買い、戻り売りの絶好のポイントとして意識されるわけです。そのため次にその水準に来た時に反発する可能性が高いのです。

それがなぜかというと、原理的には、三尊・逆三尊の原理です。ネックラインを割ったら買い(売り)だ!という人が多くなる水準であるためそのラインを割らせないために買い手(売り手)が注文を出すため結果として反発が起こるわけです。

f:id:karasuchart:20201023102622p:plain

注;見やすくするためロールリバーサルは面ではなく線で表しています。

 

レジサポの反転が多く起きている一帯はそれだけ相場参加者が注視しているポイントだということです。そのため水平線を面で使用するときに反応点が多いほど次に反発する可能性が高いわけです。先ほどは幅を小さくしているパターンを紹介しましたが。今度は大きめにとり反応点がたくさんある場合を紹介します。f:id:karasuchart:20201027143813p:plain

こうして取ると前後に反応点が多く存在していることが分かると思います。幅を大きくとっている分矢印の部分よりも前にエントリーするチャンスがあります。しかし一方でこれをパターン2だとすると、パターン1よりも損切りが大きくなってしまいます。仮に、ロウソク足が下限を実体で割ったら損切りだと仮定します。その条件で上限にタッチした時点でエントリーした場合、損切りは25pipsになってしまいます。水平線の他に別の根拠を用意し、その根拠崩れで損切り損切り幅をタイトにするなどの対策が必要です。

 

この方法は、どの時間軸でも有効ですが、長い時間軸になればなるほど損切りまでの許容が大きくなるのでその分ロット管理が重要になることにも注意してください。
また水平線だけでは根拠が弱いので、必ず他の根拠がある時の根拠のプラスαとして考えてください。

 

今回はここまでです。今回の記事が、皆さんのお役に立ったならば幸いです。

次回は、エリオット波動について解説したいと思います。